松村謙三顕彰会とは

 松村謙三顕彰会は郷土の偉大な政治家である松村謙三先生のすぐれた業績を讃えようと昭和45年

に設立された「松村謙三先生顕彰会」(会長佐藤助九郎氏)に始まります。顕彰会では記念事業として

記念会館と記念公園と胸像などを建設する計画が立てられ、記念公園や先生の胸像など建設の一部が

同会の浄財寄付金)でまかなわれました。

 先生は衆議院議員選挙に通算13回当選し、厚生大臣・農林大臣・文部大臣を歴任され、清廉潔白な

政治姿勢を貫き、農地改革や日中友好に尽くされ昭和46年に88歳で亡くなられました。

 特に中国関しては、日中国交回復の昭和47年以前の、国交が無い時代に、何度も訪中し、当時の

周恩来首相と会談を続けられました。中国では「中日友好の井戸を掘った恩人」と、今でも松村先生は、

尊敬されています。そんなことから、北京にある「中日友好協会」では、松村謙三顕彰会を賓客として、

34回にもわたり受け入れていただいています。

 顕彰会では先生の遺志を継ぎ、昭和49年に第1次訪中親善使節団(上田豊信団長)が訪中して以来、

友好訪中団として現在までに42回の訪問歴を重ねています。

この訪中団への参加に制限は無く、趣旨に賛同する方は誰でも申し込むことができます。